
12月12日公開予定 スターに執着する若者を主人公にしたサイコロジカルスリラー
華やかな青年と、友人になった青年との、微妙な関係を描くということでは、The Talented Mr. RepleyやSaltburnに連なる。
アパレル店員マシュー(セオドア・ぺレリン)の働くショップに、ポップスターのオリバー(アーチ―・マデクウィ)がふらりと現れる。とっさにオリバー好みの曲を店に流すことで彼の関心を引き、バックステージパスをもらったマシューは、そこからオリバーに気に入られ、ついにはスタッフの一員にまでなる。だが…
マシューがあれこれ工作し、オリバーから離れまいとするのが、病的にさえ見えるのは、色白で線の細いペレリンならでは。はまり役だ。離れたくないのは、自分の成功につなげようという野心か、度を越えた愛情か…
移り変わる彼らの心模様をテンポよく見せるアレックス・ラッセル長編映画監督デビュー作。
Lurkは待ち伏せる、潜むという意味で、Lukerはそれをする者。ネットスラングでは、読むだけで参加しない人を指すそう。
公式サイトhttps://www.universalpictures.co.uk/micro/lurker
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